今日は幸福になるためにやってはいけない考え方を紹介します。

と言うか、これをやっているとマイナスな感情が起こってしまうということでもあります。

マイナスな感情が生まれにくければ幸福という逆説です。 

1、他人に自分を重ねる

「私だったらこうするのに」「こんな事をする人は信じられない」などの考え方をした事は無いでしょうか。

これは、他人に自分を重ねるという主観的な考え方です。

私もついやってしまうのですが、自我がある以上、誰にでも起こる考え方でもあります。

他人に自分を重ねる事の良くないところは、本来マイナスの感情を感じなくてもいいところで感じてしまうところです。

もともと、人はそれぞれ違います。個性があります。

ですが、自分の思考に近い人間には好意を持ちます。

その逆に、違う物に対しては嫌悪感を感じてしまいます。

同一化による感情の変化です。これ自体は誰でも持っていて悪いものではありません。

ですが、嫌悪感を感じるというのは相手をないがしろにしているのではないかと私は考えます。

自分とは違う場合は相手に自分を重ねる必要は無いのです。

相手の個性として捉えることが正しいものの見方だと思います。



2、「出来ない」、「解らない」を言う

人は明確な答えを急ごうとします。

それは答えがわからないということに不安を感じるからです。

自分の言動に対してもそうです。

現時点で考えが及ばないことに対して答えを出そうとします。

それが「出来ない」「解らない」という答えになります。

ですが、これで終わってしまうとそこで終わってしまい成長がありません。

答えを急ぐのではなく、まずは行動したり考えたりする事が大切だと思います。


3、 「絶対○○!」と言う

決め付けがあるとその後の考え方に偏りが出てしまいます。

そうではなかったときにどうしていいか分からなくなってしまいます。 

これも、主観で考え答えを急ぐという行為です。

例え高確率でそうであると思っても、それは主観にすぎないという前提を忘れてはいけません。

世の中は、多くの主観が合わさって出来ています。

自分がそう思うことが事実と決める事は周りを無視することとなってしまい、周りからは良く見えないものです。


--------------------------------------------------------

上記の3つは、誰しもやってしまいがちです。

私自身も気をつけていても、やってしまう事があります。

ですが、その考えが出てきた時は、一度立ち止まって考えるようにしています。

これらをやらないでいると、自分も考える能力がつき、周りには良い影響を与える事となります。

皆さんも上記のような言動をした時は、一度考えてみてください。