多くの人が「やりたい事が見つからない」「やりたい事がわからない」と言う悩みを持っています。
今、自分がやっている事は本当にやりたい事なんだろうかと考える人もいるでしょう。
では、何故そのような状態になるのかを考えてみましょう。


やりたい事が見つからない理由

では、まず極端な部分から考えて行きます。
『ここにどんな天才にもなれる飴があります。あなたはどんな天才になりたいですか?』
空想的な質問ですが考えてみましょう。
もちろん能力だけでなく容姿などに関しても望んだように成れるとするとどうなりたいですか?
私は野球選手になってメジャーで二刀流でもやってみたいですね。
それはさて置き、もし、この質問に答えられえない場合は、本当に好奇心や興味が無く、また想像する力もなくなっている状態ですので危険です。休養と脳の回復が必要かも知れませんので誰かに相談することをおすすめします。
では、思いついた方は次の質問に答えてください。
『その天才になるには、現実ではどのくらいの確率でなれそうですか?』
私の二刀流はほぼ無理でしょうか。。努力では超えられない壁が100枚ぐらいありそうです。。
皆さんはどうでしょう。
おそらく私と同じか、かなり厳しい事ではないでしょうか。
では、この話をまとめると、
成りたい天才 → やりたい事
やりたい事 → 実現不可能

というロジックになっています。
実は、やりたい事自体はあるんです。
問題なのは、やりたい事が自分では無理だと思っているところです。
では、さっきの飴ですが、『身近な人の能力を一つもらえる飴』だったらどうでしょう。
身近な人で自分があこがれるような能力を持った人がいないでしょうか。
今まで知った人でもかまいません。
これは、最初の飴よりかなり現実的な飴です。
自分の身の回りにいる人であれば、現実的には手の届く距離にいる可能性が高いからです。
ここで出てくる能力が手に入れたい能力です。
その能力を手に入れるための手段がやりたい事です。
そして、その能力を使ったことが、更にその先のやりたい事です。
どうでしょう?自分のやりたい事がなんなのかが見えたでしょうか。

無意識的にやりたい事に蓋をしてしまってはいないでしょうか。
苦労をすることを避けてはいないでしょうか。
最初から自分はダメだと思い込んでいないでしょうか。

どうか、手に入れたいと思ったことを諦めないで下さい。
それがあなたの本当にやりたい事なのですから。