つい回避癖が出てしまう人は多いと思います。
私も出来れば回避したいなーと思う事は沢山あります。
ですが、回避ばかりもしていられないので、そうならないための思考をいつもするようにしています。
今日は回避癖を治すために、そもそも回避とはどのようなものなのかを考えてみましょう。


例えば
「大学受験を控えて、勉強をしなければならないのに、なんだかんだと理由をつけてやらない」
という状況があったとしましょう。
これを目的別に双方で考えて見ます。

勉強をする目的→いい大学に入りたい

勉強をしない目的→ 辛い思いをしたくない

一連の行動には2つの目的があります。
見ての通り矛盾した目的ではありますがそれが一人の中に存在しています。
これを解決するにはどのようにすれば良いでしょうか。

まず大事なのは、リスクを払わなければメリットは得られないという本質を理解しておきましょう。
楽をして楽しい人生を得る事は稀です。
つらい思いをして初めて自分が手に入れたいものが手に入ります。
それぞれの目的は同時にはかなわないという事です。
そこで、どちらをとるかという話になります。
回避という観点では、辛い思いをしたくないというのが回避になるのでしょうが、回避癖が良くないという事はありません。辛い思いをしたくないという選択をしても良いんです。
その選択の方が人生としての幸せを堪能できるかも知れません。
その辺は人それぞれの認知によるものだと思います。
回避癖を治したいと思っている人の問題は、「いい大学に入りたい」と言う目的を諦めないという事です。どちらも手に入れたいと思っていることが問題なんです。
実は回避癖が問題ではないんです。
どちらかを選ぶという選択をすることで、回避癖で苦しむ事はなくなります。
個人的には進歩的な選択(いい大学に入るために辛い思いをする)というほうがいいと思いますが、人それぞれだとも思います。

回避癖を治す方法

選択するという事は不安が付きまといます。
先のことに影響するものはわからないことなので不安が必ず付いてきます。
ですが、どちらか選ばなければいけないという事は事実です。
良く考えて決めるということが回避癖を治す一つの方法です。




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