自分が回避傾向な考え方をしていると悩んでいる人も多いと思います。
どうしても楽なほうへ流れてしまうという事は誰にでもあります。
ですが、回避ばかりでは幸せになる可能性を狭めてしまいます。
ここでは回避傾向を無くすには、どのようにすれば良いのかを考えていきます。

まず回避傾向がなぜ起こるのかを考えてみましょう。
回避傾向とは、自己防衛や苦痛回避のために行われます。
なので、良い回避というものも存在します。
それは、「よく考えて回避する事を決定した時」の回避は健全な回避です。
ですが、悩みの種になる回避とは少し違います。
「反射的にその場の苦痛や苦労を回避する」というものです。
これは、その時は良くても後で後悔するような事も起こります。
考えての判断ではないので、その時の自分の行動も責めてしまいます。
これが、悩みになる回避傾向です。

では、その回避傾向を修正するにはどうすれば良いでしょうか。
それは、「考える」ことです。
先にも書いたように、回避には良い回避と悪い回避があります。
良い回避は「よく考えて判断した」という前提があります。
もし、その回避が失敗に終わっても、考えて判断したのですからし方の無いことです。
その時のベストを尽したということです。
考えずに回避している場合は、何もしていないということなので、後悔が強くなります。
その時のベストを尽していないからですね。

回避傾向とは考える事をしていない、又は止めてしまった場合に悪い回避になってしまいます。
まずは考えて、分析することが大切です。
そして、最終的には「自分で決定する」ことが大切です。
考えるのを止めなければ答えは必ず出ます。
諦めずに考えてみましょう。

よく考え、決定をすることで物事への対処となります。
そして、考えて決定する能力は、それを繰り返すことによって培われます。
回避ばかりしていては、いつまでも回避せざるを得ないという事になります。
熟考をして、確率を把握する事が決定していくことの近道です。